— キアくま博士と おとくん(小3)の会話 —
はじめに:学校は“音イベント”がいっぱい🎺
おとくん「学校って、なんで急にうるさくなるの?」
キアくま博士「校内放送、体育館の反響音、音楽の時間、チャイム、給食室の食器音……。音の“山”が一日の中に何回もあるんだ。」
おとくん「ぼくは体育館とチャイムがニガテ…。」
キアくま博士「だからこそ、事前の準備とルールの合意が大切だよ。」
先生への伝え方テンプレ📝
30秒・口頭版(朝の一言)
「おはようございます。うちの子は大きな音が苦手です。必要な場面だけ防音イヤーマフを使います。呼びかけの声は聞こえる遮音なので、ご配慮いただけるとうれしいです。」
連絡帳・プリント版(貼って渡すだけ)
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目的:音に驚いて集中が切れるのを防ぐため
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使用場面:体育館行事/音楽の大音量/校内放送が続く時/避難訓練のサイレン直後 など
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ルール:先生の指示・呼名は聞こえる範囲の遮音。指示の時はイヤーマフを少しズラす合図を決めます。
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保管:巾着袋に名前。机フック or ロッカー。
メール例(担任・学年宛)
件名:防音イヤーマフの使用と配慮のお願い(○年○組・おとくん)
本文:大きな音に驚く特性があり、必要時のみイヤーマフを使用します。呼びかけは届く遮音設計です。使用場面と外す合図を共有できると助かります。短時間の試行→振り返り→調整の流れで進めさせてください。どうぞよろしくお願いいたします。
“合意メモ”の作り方(先生×親×本人)🤝
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いつ:体育館行事/音楽の大音量/放送が続く時 など
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どこで:スピーカーから2〜3m離れた席、壁際は反響が強いので中列寄り
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どう使う:合図→装着→落ち着いたら外す。指示の時は軽くズラす
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保管:巾着袋・名前タグ・机フック
A5用紙1枚に箇条書きでOK。写真を撮って先生・家庭で共有すると便利📷
席配置アイデア(音源から距離をとる)🪑
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校内放送スピーカーや電子ピアノから遠い席
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体育館は壁際より中列(反響が少ない)
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窓際の換気扇・プロジェクタファンの近くは避ける
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通路側にして、装着・着脱がしやすい動線
先生と一緒に“音マップ”を作ると納得感UP🗺️
持ち込みマナー&保管ルール🎒
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巾着袋に名前+連絡先
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授業前に机フックへ/移動教室はランドセル上段
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先生の話の時・指示の時は少しズラして「はい」と返事
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装着は必要場面のみ。終わったらすぐ外す
「静かに集中したいときに使う道具」とクラス全体へ一言説明があるとトラブル減少👍
行事別のコツ(場面×ひと工夫)🎪
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体育館集会:入場前に装着。校長先生の話は合図で半ズラし→返事→戻す。
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音楽:合奏・打楽器は装着、歌唱は外す/小さいサイズの耳栓も併用可。
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避難訓練:サイレン直後のみ装着→先生の指示は必ず聞く→移動中は外す。
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運動会:スタートピストルは要装着。待機列は帽子の下にカップが入る位置で。
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遠足・バス:車内の低音対策に早め装着→車内アナウンス時は片耳を軽くズラす。
クラスでの伝え方(先生用・1分スクリプト)🎤
「○○くんは大きな音が苦手です。必要な時だけこのイヤーマフを使います。みんなも、びっくりした時に耳を手で押さえることあるよね?それと同じ“自分を守る道具”です。先生の声や大事な話はちゃんと聞こえるので安心してね。」
— からかい予防:「使っても使わなくてもOK。人の道具を笑わない」をクラスルールに。
よくある質問💬
Q. 先生の声が聞こえないのでは?
A. 子ども用は適正遮音。呼名・指示は聞こえます。合図で半ズラしを徹底。
Q. テストは?
A. 音で集中が切れる子は無音パートのみ装着。説明時は外す/半ズラし。
Q. 周囲の子の理解は?
A. 上の“1分スクリプト”+質問タイムを設けると落ち着きます。
初日〜定着までのチェックリスト✅
初日:先生へ合意メモ/席配置確認/装着合図を決定
1週目:使った場面を連絡帳で振り返り→微調整
1か月:行事カレンダーに**“装着マーク”**を付ける運用へ
学期末:席替え・行事に合わせてメモを更新
先生に渡せる“ミニカード”(切って使える)✂️
目的:大音量で驚き→集中断絶を防ぐ
場面:体育館/音楽/放送が続く時
運用:指示時は半ズラし合図。必要場面のみ使用
保管:巾着・机フック
連絡先:○○(保護者TEL/メール)
まとめ🌟
おとくん「“使っていいタイミング”が決まってるとドキドキしないね。」
キアくま博士「うん。事前共有→短時間の試行→振り返りで、学校でも“音の安心”はつくれるよ。」
おとくん「明日の集会、ぼくは“準備OK”で行ってくる!」
必要な時だけ、さっと守って、すぐ戻す。——そのリズムが自信になる😊
派手なデザインやイヤーマフカップが光に反射するものは避けてください。
キアーズの防音イヤーマフ ブラックがオススメです🎧